8000系

1990年12月登場。制御方式はVVVFインバータ制御。ブレーキは回生ブレーキ(注1)を採用。高性能でムダが少なく経済的。 ゆったりした客室は登場当時「走る応接室」と呼ばれた。また、電車に関係する情報を運転士などに伝える車両情報装置なども採用。 貫通路を向かって左側に寄せ、前面を傾斜させることにより、大幅なイメージチェンジを図った。5、8号車にはセミクロスシートが本格採用。車内にはLED案内表示機がドア上(一部の車両は妻面)に設置されている。 1993年以降に造られた車両には、9000系と同じ「車いすスペース」と「非常通報装置(注2)」を設置。第8編成以後、行き先表示が方向幕からLEDに変わった。 近年、方向幕がフルカラーLEDに交換されている。2007年より新塗装への塗り替えが行われ、2014年に完了した。

(注1:走行用のモーターを使って電気を発生させることにより、その抵抗によりブレーキをかけると同時に、電気を架線へ戻す仕組み)
(注2:電車内で乗客が車掌や運転士と通話する装置)


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